令和6年7月24日、12月26日の2日、災害時に学校や地域の防災力向上に貢献できる防災リーダー育成を目標にした、名古屋大学、愛知県防災安全局、愛知県教育委員会が主催する「高校生防災セミナー」に本校4名の生徒が参加しました。職員・生徒が実施した一年間の取り組みを紹介いたします。
具体的な取り組み
- 災害時応急処置現職研修(R6.5.14)
職員に対し消防署の方がAEDの使い方とガーゼを使った応急処置の方法の講習を行った。 - AED講習1年生対象(R6.6.13)
- 文化祭での防災グッズ展示(R6.11.16)
保健厚生部が全生徒・職員・保護者に向けて防災グッズの展示、近隣のハザードマップや防災に関するクイズを行った。 - 防災訓練(R6.11.21)全生徒・全職員を対象としたシェイクアウト訓練からの避難を行った。
- 小牧市防災リーダー会の防災講話(R6.11.21)
近年に起こった地震についてのお話や、小牧市で地震が起こった時にどのような対策や行動をすべきかの講話をしていただいた。 - 小牧市防災リーダー会との面談(R6.11.21)
小牧市防災リーダー会と防災セミナーに参加した生徒と防災についての面談を行った。防災講話を聞いて感じたことや、疑問に思ったことを防災リーダー会の方々との面談で新たな知見を得ることができた。 - 防災セミナー実践発表(R6.12.26)
これまでの防災についての取り組みを実践発表としてパワーポイントにまとめ、防 災セミナーの中で実践発表を行った。また、防災セミナーの中で地図を用いて災害時に被害が想定される場所がどのような被害を受けるかなどをグループディスカッションで話し合った。本校のある小牧市には工場が多く地震による二次災害で火災が発生する可能性があるなど、身近な災害について考える良い機会となった。
効果と課題
本校生徒、職員の防災意識向上の機会にすることができた。また小牧市防災リーダー会の日本防災士との面談では、学校と地域社会との連携の大切さを学ぶことができた。今回のセミナーを通して参加した生徒だけではなく、全校生徒の意識向上を図ることの重要性を知った。これからも今回学んだことを生かし、いつかは必ず来る南海トラフ巨大地震や豪雨、台風、土砂災害に備えていきたいと思う。